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イタリア ピエモンテ
Cascina Roera カッシーナ ロエラ Bianco “Capin” ビアンコ “チャピン” 2024 750㎖
4,180円(税込)
過去最高の出来と言えるでしょう!チャピンらしい可愛らしさはあるものの、熟 度の高い葡萄ならではの蜜のような詰まった果実の充実度は過去最高です。 旨味も濃厚で、力強い。それでも重くはなく、余韻は爽やかに終わっていきます。
西向きと東向き斜面の樹齢30年以上の葡萄を使用。9月中旬に収穫し、優しくプレス。
果皮、種子と一緒にステンレスタンクで3週間マセラシオンしながら発酵。
1度移し替えを行い、ステンレスタンクで6ヶ月以上熟成してからボトリング。
2002 年にモンフェッラートのコスティリオーネ・ダスティに設立されたカッシーナ・ロエラ。
一気に名声を高め、今では、この地域を代表する造り手となっています。
設立者はクラウディオ・ロッソとピエロ・ネッビオーロ。
ワインを造る為に生まれたような名前の2人ですね。
1985 年から実家のカンティーナで働いていたクラウディオ。
実家は、この地域で初めて栽培からボトリングまで行った先駆者的存在。
ピエロも同じくバルバレスコの葡萄栽培農家に生まれました。
友人だった2人は品質重視で協力する事を決意します。
お互いの畑を合わせて4.5ha。醸造所は一部、外装、内装を修復しますが、伝統的大樽は残し、小さなセメントタンクを導入します。
葡萄畑の脇にあり、収穫と同時に圧搾できる最高の立地です。
ロレンツォが亡くなった今、経験値を積んだ彼等は1人になったロレンツォの息子、グイドの畑仕事、収穫作業を助け、グイドが醸造しきれない葡萄を買い取り、ヴィノ・ロッソ・ラ・ロエラにアッサンブラージュしています。
彼等なりの恩返しなのです。
◭収穫は両手で赤ちゃんを扱うように
栽培はコリーノの教えに基づき、自然農法を実践。
葡萄樹が自然環境と自然とバランスをとり、自立していく事を理想として、除草剤等は使用せず、ビオディナミでも許可されている銅と天然硫黄のみを使用(2~4回/年という少なさ)しています。
元々、状態の良い畑でしたが、より自然と共存させた結果、葡萄樹は強くなり、果実が蓄える要素も増え、結果としてワイン自体の品質も上がっています。
ポテンシャルの高い葡萄からしか偉大なワインは出来ないというのが基本的考え方です。
彼等の繊細で丁寧な仕事は造り手の間でも有名で、それは収穫作業に良く表れています。
通常、収穫作業は季節労働者が雇われ、30分程度のレクチャーで収穫作業が任されますが、彼等は熟練の家族のみで行います。
収穫時は、ハサミで切り落とされた葡萄はカゴに投げ込まれ、カゴが何個も重ねられていきます。
そこで葡萄果実は裂け、押され、潰れ、酸化やバクテリア汚染が少しずつ進んでしまいます。
その比率は非常に低いので、通常は気にしまませんが、彼等は違います。
ハサミで切り落とした葡萄は両手で15kgしか入らない小さなカゴに静かに置かれ、潰れないように重ねられていきます。
2/3程度しかカゴには入れず、醸造所に運び、冷暗所で休ませます。
破裂も潰れも一切ない健全な葡萄のみなのです。
- タイプ:
- 白
- セパージュ:
- アルネイズ、コルテーゼ
- アルコール分:
- 12.5%
20歳未満の飲酒は
法律で禁止されています。