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イタリア トスカーナ
Pacina パーチナ Zal24 ツァル 2024 750㎖
3,410円(税込)
ワインに使用するブドウの樹齢的にも味わい的にもセカンド ライン的ではなくなってしまったため、SECONDO(セコンド=セカンド)を並べ替えてDONESCO(ドネスコ)と改名したのですが、今再びセカンド ライン ワインを!というコンセプトから生まれたのが、このツァル。ツァルは、エトルリア語で“2”ないし“2番目”を意味する言葉。 2024年は、雨が多く、涼しいヴィンテージで、ドネスコに使用するものよりも更に樹齢の若いサンジョヴェーゼを使用して、より果実味豊かで、フレッシュで、酸の効いたワインを志向すべく、皮ごとの醸し醗酵もごく短期間にとどめています。アルコール度数的にも12%弱で、色調も穏やか。赤いラベルでリリースされていたころのイル セコンド2005あたりと雰囲気が似ているのかもしれません。

トスカーナ州が誇る世界遺産の街シエナから東に25km、キャンティ クラッシコ地区の南端に位置するカステルヌオーヴォ ベラルデンガの郊外にあるパーチナ。彼らの農場がある土地の歴史は古く、始まりは紀元前まで遡ります。
イタリア半島の先住民族エトルリア人がこの場所に住んでいて、エトルリアのワインの神パチャ(パクナ)から取られたのがパーチナという名前の由来だと考えられています。10世紀に修道院として建てられた建物とその当時に開墾されたブドウ畑や畑、森に囲まれた60ヘクタールの敷地を、1933年に現当主ジョヴァンナの曾祖父エドアルドが買い取ったところから農場の歴史は始まります。
物理化学の教授で環境問題やエコシステムについての研究をしていた父エンツォと、環境学者として大学で働いていた母ルチアは、1972年に家族の農場へと戻ってきました。そして、それまでこの地域で普通に行われてきた農薬や化学肥料に頼らない農業が失われていく姿を目の当たりにし、自身が理想とする畑の生態系と微生物環境をパーチナで実践し、後世に残すことを決意しました。
単一の果実や作物で畑を埋めつくすのではなく様々な作物を栽培、広大な土地を使って常に休閑地を設けことで畑の地力を回復させるなど、大きなサイクルでパーチナという農場を有機的で持続可能な場所にしています。パーチナの土壌はトゥーフォ ディ シエナと呼ばれる500万年前に海であった証拠である凝灰岩から構成される砂質がメインで、粘土や丸い小石が入り混じっていることからも大地になった後に川が流れていた痕跡が残されています。
キャンティの大手ワイナリーで働いていたミラノ出身のステーファノは、同僚だったレ ボンチエのジョヴァンナ モルガンティの紹介で、後に妻となるジョヴァンナ ティエッツィと知り合いました。その後別のワイナリーで醸造責任者を務めることになりますが、パーチナで行われている農業の在り方に共感し、この農場のブドウでワインを造りたいと思うようになりました。そしてワイナリーを退職しジョヴァンナと2人でパーチナを引き継ぐ決意をします。それまで量り売りや桶売りしていたワインを1987年ヴィンテージから自家元詰めを開始、作家でもあり絵も得意だった母ルチアに描いてもらったラベルを貼り付け彼女たちの最初のワインがリリースされました。
- タイプ:
- 赤
- セパージュ:
- サンジョヴェーゼ
- アルコール分:
- 12%
20歳未満の飲酒は
法律で禁止されています。