この度、従来１つしかなかった精米方法に『扁平精米』という新たな選択肢が加わりました。
『扁平精米』自体は新しい方法ではなく、1990年代国税局技官である齋藤富男氏によって提唱されてはいました。
しかしながら、精米機の制御に高度な技術を要し精米に要する時間が長すぎる等、採用している蔵はごく一部でした。
扁平精米の問題点として「うま味の減少」がありましたが、『胚芽を残した扁平精米』方法で2018年、広島県東広島市に本拠を置く株式会社サタケが開発した新型精米機はこれらの障壁を一気に乗り越えました。
扁平精米がようやく現実的なものとなり、竹鶴酒造もこの新しい技術の採用について検討を始めました。

比較の為、この度扁平精米の「Flat」と従来からの方法で、その見た目から『球形精米』と呼ばれている「Spherical」　の発売です。

従来の精米（球形精米）　　　（出典 株式会社サタケ）